「そろそろ賃貸の更新時期も来たし、家賃を払い続けるのはもったいないし、我が家もマイホームの購入を検討しようか・・・。」
一軒家を欲しいと考えているなら、まず「注文住宅か?建売か?」を考えるのが購入へのファーストステップです。
最初は何も分からなくて当然。
- 通勤エリア内で買える土地は?
- 注文住宅は高いんじゃないか?
- 建売なら安くてすぐに住める?
- 大きな庭が欲しいけど・・・
- こんな家に住みたいが予算が・・・
一般的に注文住宅=高い、建売=安い、とイメージしている方がほとんどですが、ローコスト住宅メーカーも数多くあるのでそうとは限りません。
決して費用から考えるのではなく、注文住宅と建売住宅は何が違うのか?を知ることが大切です。
家は一生に一度の大きなお買い物ですので、よく分からず買ってしまったでは取り返しがつきません。
この記事では、住宅の購入を検討しているのであれば必ず知っておくべき「注文住宅と建売住宅の違い」を解説しますので是非参考にしてみて下さい。
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注文住宅と建売住宅の違い
注文住宅も建売も完成してしまえば同じ「家」であることに変わりはないですが、購入者から見れば全くの別物ですよね。
そもそも、注文住宅と建売は“建築した施主が違う”という大きな相違点があります。
住宅における施主とは建物の発注者のことを意味します。
注文住宅の場合は、家をプランニングしてオーダーするのは契約者のあたなです。
建売の場合は、プランニング・発注をした住宅メーカーです。
これを前提に、両者の違いについて詳しくみてみましょう。
まずは主な特徴をピックアップしてみます。
注文住宅
- 自由な間取りが作れる
- 住宅設備を選べる
- 建築中に家の中身が見える
- 設計から完成まで時間がかかる
- 価格が高い
建売住宅
- すぐに住める
- 建築中の様子が見れない
- 間取りを選べない
- 設備の選択肢がない
- 価格が安い
完結に違いをまとめてしまうと、このような点が挙げられます。
入居までの日数(工期)が大きく違う
建売住宅と注文住宅では、契約から入居までに4~6ヶ月ほど差が出ます。
実際に、大手不動産情報サイトであるSUUMO(スーモ)によると、契約から入居まで建売住宅の場合は平均2.6ヶ月、注文住宅の場合は8.8ヶ月とされています。
費用も大きく違うが・・
建売住宅よりも、注文住宅の方が費用は高額です。
大手の不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME'S(ライフルホームズ)の統計によると、建売住宅と注文住宅では費用が800~1,000万円ほど異なります。
建売住宅の場合、不動産業者やハウスメーカーが自費で設計・建築を行うため、その分を補填するために少しでも早く売りたいと考えているため、建売住宅は値引き交渉もしやすく、原価に対してそれほど高額で販売されていません。
逆に、注文住宅は施主の要望をどんどんプラスしていく加算式で費用を出すため、高額になりがちなのは当然のことです。
メーカー側としても、どれだけお金がかかっても最終的に施主へ請求できるので、設備のグレードアップやオプション工事を提案します。
住宅メーカーカタログを集めて比較してみると違いがよく分かると思います。
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注文住宅のメリット・デメリット
注文住宅の最大の魅力は自由に住まいをデザインできるということですね。
家の雰囲気、間取り、設備、建材から工法まで自分のイメージ通りの家を作れますし、いざ着工に入れば地鎮祭や上棟式などの伝統行事も楽しめ、さらには家が基礎からできあがっていく過程を見ることができます。
家の中身が見れるということは「安心を見れる」ということにも繋がります。
住宅メーカーと共に理想的な家を計画し、設計やプランニングの過程は大変ですが、「この躯体が自分の家になる」ということを考えながら進めるのはとても夢があって楽しい時間です。
大手ハウスメーカーなどで立てる場合、建売に比べると価格が高くなってしまいますが、注文住宅にはそれだけの価値があるのも事実。最近ではローコスト住宅メーカーも数多くあるので、土地次第では建売よりも安く建てられるケースがある場合もあります。
間取りの自由度は圧倒的に注文住宅
理想的な建売りの間取りを見つけても、実際に生活してみるとほんの小さな設計が暮らしの中でストレスを生むことがあります。
- コンセントが足りない、位置が不便で使いづらい
- 収納スペースが使いづらい
- 窓の配置が悪くて換気がしづらい
などなど、細かいことを挙げればキリがありませんが、注文住宅であれば自分のライフスタイルに合わせた設計ができるため、このように地味にストレスが出そうなポイントを最小限に抑えることができます。
建設中に家の中身を確認することができる
注文住宅の施主となれば、いつでも建設中の家を確認しに行くことができます。基礎はしっかりやっているか?躯体に欠陥はないか?断熱材はどんなものを使っているか?など、細部に渡って自分の目で確認することができます。
また、大工さんに差し入れをしつつ、話をする中で信頼関係を築くことも大切です。これから長く住む家の作り手が見えるというはとても安心できることです。
注文住宅ではこのような安心感も得られるということを知っておいてください。
住みやすいかどうかは完成するまで分からない
注文住宅は無から有を作るため、実際に家が建たないと家の完成形が見れないというデメリットがあります。あくまでも設計図面上や、3Dモデルの家を見ることしかできませんので、日当たりが悪かった、壁紙の色がイメージと違った、駐車場が使いづらかったなど、思わぬトラブルも起こりがちです。
紙面上では限りなくリアルに近い3Dのモデルを見ることは可能ですが、それでも現実の家とは少し異なるように感じることはあるでしょう。
住宅メーカーによって価格が大きく異なるから難しい
最も難しいのが住宅メーカー選び。大手ハウスメーカーからローコストメーカー、建築事務所に工務店と、注文住宅はとにかく選択肢が多いので、どの住宅メーカーを選ぶべきが簡単に決めることはできません。
なぜなら、住宅メーカーによって費用が全く異なるからです。大手ローコストメーカーや地元工務店ならば、建売よりも安く建てることができる場合もあるので、一概に注文住宅は高価なものとは言い切ることができないのも現実です。
注文住宅を建てるなら必ず複数社に設計図を作ってもらい、比較・相見積もりをすることが大切です。それによって大幅な値引きも期待できるので、出来る限り多くのプランを持っておくことをオススメしています。
各社の理想的な住宅設計図を数多く取り寄せてみてください。
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建売住宅のメリット・デメリット
建売の最大の魅力は、完成済みの家を確認して契約さえすればすぐに住むことが出来るという点です。また、販売価格が明確に分かっているのもメリット。
その反面、家の設計には関われないために間取りを選ぶことはできず、どうしても気に入らない点があったら家自体を探し直さなくてはならないというデメリットもあります。
建売り住宅は安かろう悪かろうではない
住宅の購入を検討し始める30代前半の消費者たちは、建売りに対して「安かろう悪かろう」のイメージを持つ親の世代から色々とネガティブなイメージを吹き込まれている可能性が高いですが、実はそんなことはありません。
安さを売りにしているビルダーであっても最近の建売り住宅はしっかりとつくられていることが多いのが実情。
注意ポイント
平成11年に建築基準法が改正され、国土交通大臣の指定第三者機関が検査に入らなければならなくなった為、例えば、それまで建売り住宅に起こりうる問題であった建物の傾きであるとか、断熱材が入っていないとか、そういう問題は起こりづらくなりました。
また、建売り住宅であっても近年は住宅性能評価を取得している会社が増えてきたため、耐震性能であったり断熱性能、バリアフリー性能等住宅の品質に関する部分は注文住宅に引けを取らないことがあります。ですので、建売り住宅だからといって値段相応の品質なのかと言うと近年の建売り住宅は一概にそうとも言えません。
入居までがスピーディ
建売住宅はすでに完成しているため、入居までがスピーディです。土地の用意もいらないし、打ち合わせの回数も少ないため、買主の手間が一番かからない住宅の販売形式と言えます。
家族の都合によっては、いついつまでに入居したいと考える方は多いでしょう。仕事の転勤や子供の入園・入学時期に合わせて引っ越時期の調整がしやすいのも建売のメリットと言えます。
値引き交渉がしやすい
建売住宅はすでに家が出来上がっています。
家はメーカーや不動産業者が自費で建築しているため、少しでも早く売ろうと適正価格で販売され、販売会社も利益配分が明確に見えているので、値引き交渉がしやすいのも特徴です。
また決算期前には、自発的に値引きを提案されることも多いです。
注文住宅の場合、打ち合わせを重ねながら建築を行うため、建築途中で当初の見積金額より高額になることが多くありますし、そもそも家全体の値引きは難しいものです。そもそも買主の希望を叶えるために、建築部材や住宅部材を追加をしていくので、値切るという行為をしづらいということもあります。
少しでも安く、を考えるなら建売が強いですね。
土地にお金をつぎ込めるのは建売
建売り住宅は建物価格が低いために、言い換えれば土地の方にお金を費やすことが出来るということになります。
「自分たちだけがマイホームを楽しめればそれでいい」
と考えるのであれば特に気にする必要はないかもしれませんが、子供たちへの相続のことまで考え、家を一つの「資産」と考えるのであれば売却のことまで考えると土地価格も重視したほうが良いとされています。資産価値の高い土地を選んでおけば、将来売却をするとき買い手が増える可能性があるためです。
家の中身がまったく見えないのが難点
建売り住宅はすでに完成した建物を販売しているため、家の内部構造(基礎、構造の接合部分、断熱材、配線など)が全く見えません。購入者にとっても最も不安なのが「欠陥住宅かどうか」を判断することが非常に難しいため、販売している住宅メーカーを信頼することしかできません。
万が一、将来的に家が傾いてきたなどのトラブルが合った場合、とても大変な修繕期間や費用がかかってしまう場合があります。
隣近所と似たデザインとなる
ほとんどの建売住宅は、住宅メーカーごとの標準仕様で建てられるので、似通ったデザインになり個性を発揮できません。
なかには大きな土地を分割して複数の棟を建てることもあり、その場合は隣接した建物すべてが似てしまうこともあります。
デザインが画一的になりやすいという点も、建売住宅のデメリットと言えるでしょう。
自由度が無く、ちょっとした変更もできない
間取りや設備などは十分に分かった上で購入するのは当たり前ですが、実際に住んでみると、ちょっとした配置の不満でストレスを感じることが出てくるものです。
例
- 窓の位置が微妙で日が当たらない
- エアコン設置場所が悪くて効きが悪い
- コンセントが必要な場所にない
- 大きな車が停めづらい
など、内覧では気づかないポイントでいづれストレスを感じる箇所が見つかります。
その点、注文住宅ならプランニングの際に「自分のライフスタイルに合わせた配置」を出来るので、住んでからの満足度は高いと言えます。
自分で揃えなければならないモノも多々ある
建売りはすぐに住むことができる、というのは人によっては大きな利点ですが、実際は生活に必要なカーテンレールが無かったり、テレビアンテナがなかったりと、急ぎ揃えなくてはならないものもあります。
- カーテン(カーテンレールもない)
- テレビアンテナ(アンテナ設置もしくはネット回線のケーブル引き込み)
- エアコンの設置(壁穴すらない)
- 網戸、雨戸すらない場合も
注文住宅ならば一緒に住宅ローンとして計上してしまう項目も、建売り住宅の場合は現金出費となってしまう項目が多々あります。
さいごに
購入を検討している方ならまず最初に考える「注文住宅か建売りか?」という選択ですが、まず知っておいてもらいたいのがコチラ。
- 「注文住宅=高額」は間違い
→ 住宅メーカーによって価格は大きく異なる - 「建売り住宅=悪かろう」ではない
→ しっかりした建売り住宅も多々ある。※ただし安すぎるのは問題。
家に対する価値観は人によって異なりますが、「自分たちがどんな暮らしをしたいのか?」ということを最優先して考えることが大切です。
決して金銭面だけで決めてしまうことはオススメしません。
注文住宅と建売の総額が、月々の住宅ローンの支払い額にどれくらい影響するのかを知ることも重要。毎月いくら支払えるのかをしっかり想定し、無理のない返済計画を立てるようにしてください。
一生の買い物だからこそ、妥協のない住宅をじっくりと検討してみてください。
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