注文住宅の見積もりで予算オーバーを防ぐコツ!

注文住宅を建てるために打ち合わせを重ねる中で、当初は想定していなかった高機能な設備や、デザイン性豊かな仕上げ材に興味を惹かれる方も多いと思います。というか・・ほとんどの人がそうなるでしょう。笑

提案されるがまま、さまざまなオプションを盛り込んだ結果、ハウスメーカーから出された見積もり金額が予算をオーバーしていた・・・なんてこともよくあります。

また、注文住宅にかかる費用を実際より安く見積っていて、実際にかかる金額をみて驚く方も中にはいるでしょう。

国土交通省の調査によると、令和元年時の注文住宅購入者は年収の約6倍、金額でいうと5,085万円を予算として用意しています。(※実際はそこまでいかないことがほとんどです)

それだけの大金を用意したうえで予算オーバーだなんて、住宅ローンを使うとしても避けたいところですよね。

 

本記事では注文住宅の見積もりが予算をオーバーしないためのコツや、オーバーした際の対処法について解説します。

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注文住宅の見積もりが予算オーバーしないための5つのコツ

見積もりが予算をオーバーするとプランニングや仕様を再考しなければいけないため、打ち合わせにかかる工数が増えます。

施主と建築士双方の手間を減らすためにも、最初から予算内に収まることが理想的です。

見積もり金額がオーバーしないための5つのコツを解説します。

 

「この金額以内で収めたい」と明確に伝える

「予算がこのくらいある」と「この金額以内で収めたい」という2つの言葉は、似ているようで全く違います。

はじめにメーカーの担当者へ「この金額以内で収めたい」としっかり伝えましょう。

ほとんどの担当者は「予算がそのくらいなら多少オーバーしても大丈夫だろう」と考えて、住みやすい住宅実現のために予算を超える提案をします。

ですので、「この金額内で提案しよう」と意識させ、予算を超えるオプションがある場合は随時、声をかけてもらえる状況を作っておきましょう。

これは最初からできる対策なので、注文住宅の相談をする際は確実に伝えておくのがベストです。

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「設備・外構・建具」は高額であることを知る

本体工事費のなかには大まかに分けて「工事費」と「建材費」の2つがあります。

工事費には職人への支払い金額も含まれているため削ることが難しいですが、建材費はグレードを下げたり個数を減らしたりすることで削減が可能です。

そして建材費のうち設備・外構・建具にかかる費用は、合計金額のなかでも多くの割合を占めているため、この3点を最低限に抑えることが重要だといえます。

予算オーバーを避けたい場合、設備と建具のグレードや個数は最低限、外構も砂利を撒くだけなどにして節約しましょう。

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屋根と基礎の形をシンプルにすると大幅コストダウン

建物の平面図が四角形に近いほど、基礎工事と屋根工事にかかる金額を削減できます。そのため建物は複雑な形状を避けて、シンプルな形になるよう心がけましょう。

おすすめは総二階建て(1階と2階の大きさや柱の位置が同じ)の住宅で、建築費用が抑えられるだけでなく、耐震性や断熱性も高められます。

建築費用を抑える=四角形+総二階にすることで、かなりの費用を抑えることが可能です。

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メーカーの「標準仕様」をできるだけ使う

ハウスメーカーや工務店ごとに、壁紙や建具の種類を「標準仕様」として定めていることがあります。

多くの場合、標準仕様は最も安く設定されているため、標準仕様を使うことで費用を抑えられるでしょう。

もちろん、安さを追求するあまり全く好みでない仕様になってしまうことも避けるべきですので、好みと価格帯の折り合いには要注意です。

 

外構は後からでも間に合う

前述でとくにお金がかかると紹介した外構工事ですが、予算が気になりつつも外構にこだわりたいという方もいるでしょう。

その場合は、外構計画に手を加えることを前提とした設計をすることが大切です。

外構工事は無理して初期におこなわずとも、宅配ボックスや門扉のスペースを確保しておくことで後からでも着手できます。

もちろん、新築工事中に比べて入居後の工事は多少手間がかかりますが、新築時の予算をオーバーしたくないなら後回しにしてよい部分でしょう。

 

それでも予算をオーバーした時の対処法

予算をオーバーしたときの対処法としては、「何かを削る」という一択しかありません。

その際、どこを削っていくべきかの優先順位を理解していないと、予算内に収まったところで入居後に後悔してしまう可能性があります。

また場合によっては、何かを削ることなく予算内に抑えられるケースもあるので覚えておきましょう。注文住宅の見積もりが予算オーバーだった際の対処法を以下より紹介します。

 

まず担当者に予算オーバーを伝える

まず大前提ですが、メーカーの担当者に予算オーバーを伝えましょう。事前に伝えていたとしても、改めて伝えることが重要です。

前述した「この金額以内で収めたい」という意思を伝えていたとしても、担当者によっては良かれと思って不要なオプションを勧めていることもあります。目的は「なにが不要だったのか」を明確にするためです。

稀なケースですが、予算を伝えることで値引きが成立する場合もあります。もともとの見積もり金額が高く設定されていた場合、メーカー側の都合やオーバーした金額にもよりますが、予算内に収まるよう理由をつけて値引いてくれるのです。

予算オーバーを伝えても不要箇所が明確にならない、また値引きもされないという場合は、いよいよ自分の意志でどこかを削るしかありません。

 

外部意匠→内部意匠→設備機器→建築計画の順番で見直す

まず土地はすでに成形されているため、近隣環境や過去の履歴に瑕疵がない限り値段は下がりません。基本的に個人の意思で分割して購入することもできませんし、安全性をないがしろにはできないため、土地代や地盤改良費用を削ることは諦めます。

また前述したように、職人への給金が含まれる工事費も削るのが難しい部分です。

よって削るべき部分は建築本体工事費のうち、建材費や設備費のなかで探してください。原則としては、外部意匠→内部意匠→設備機器→建築計画の順番で不要な部分を削っていきましょう。

削る箇所見直すべき内容
外部意匠・エクステリアの有無 ・造園計画 ・サイディングのグレード など
内部意匠・窓や建具の個数 ・アクセントクロスなどの意匠材 ・壁紙など仕上げ材のグレード など
設備機器・水回りの個数やグレード ・電気設備や照明機器の個数 ・収納の大きさや個数 など
建築計画・プランニング ・住宅の規模や形状 ・建築する土地 など

※すでに建築工事請負契約を締結していた場合、建築計画の見直しは難しいです。

予算オーバーを伝えると担当者は「こういう部分が削れます」と提案しますが、メーカー側としても余計なトラブルを回避するために最終判断は施主に任せます。

必要だった部分を削ってしまうなんてことがないよう、優先順位を理解して金額を調整していきましょう。

 

そもそも適正価格なのかを確認しておこう

メーカーごとに異なる設計料や工務店ごとに異なる工事費、不明瞭である諸経費など建築関係のお見積書は昔から分かりづらく、契約の際に不安を感じる方も多いです。

皆さんがただいま検討している企業のお見積書が、相場と照らし合わせてそもそも適正価格でない可能性も十分にあるでしょう。

そのような事態を防ぐためにも、注文住宅新築時は複数の企業から見積もりを出してもらって、プランと共に比較することが大切です。

適正価格かつ予算内で理想の住宅を手に入れられるよう、比較・検討はしっかりとおこなってください。

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