家を買うならマンションか戸建てか。
夫婦でご意見が分かれることもあると思います。
駅近の利便性、庭の有無、駐車が楽か、買い物に便利か、子育て環境や学校施設への距離など、多種多様な条件を比較して決めますよね。
なかでも防犯対策について真剣に調べたことはありますでしょうか。
特に「戸建住宅は安心できるの?」という点で不安を持つ方も多いと思います。
当然、防犯対策をまったくしていない戸建住宅は危険ですが、今の住宅設備なら十分に防犯対策が可能です。
もちろんマンションの上層階に比べたら安全性は劣りますが、戸建てでもできる防犯対策の知識を得ておくだけでも考え方が変わるかもしれません。
ということで、この記事では戸建住宅の防犯対策についてご紹介したいと思います。
マンションと戸建て住宅で迷っている方はぜひ参考にしてください。
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マンションと戸建て住宅のセキュリティ│メリットとデメリット
まずはそれぞれの防犯対策・セキュリティについてメリットとデメリットを知っておきましょう。
【マンション】セキュリティのメリット ◯
やはり厳重なセキュリティシステムは強い
近年のマンションは強固で厳重なセキュリティシステムが備わっています
ディベロッパー(不動産会社)によりセキュリティの形は違いますが、共用エリアやエレベーターに監視カメラがあるのは一般的です。
高級マンションになればエントランスにコンシェルジュが滞在するなど、不正侵入が非常に難しく、盗難などのリスクも低くなります。
セキュリティキーの数が違う
通常はマンション内の住戸へのアクセスは制限されており、近年のマンションではエントランス・エレベーター・住戸でセキュリティキーが必要なこともあり、外部からの不正侵入のリスクを低減しています。
この点は戸建て住宅と大きな違いがあると言えるでしょう。
廊下を通じた隣近所の存在がある
マンションは多くの住戸が近くに集まっているため隣人との距離が近くなります。
隣近所の目やサポートがあることで、不審な行動や異常な出来事に迅速に対応することができます。
管理組合を通して住民同士で顔を合わせる機会もあるため、大規模マンションなどでは多くの住人でマンションを守ることになります。
【マンション】セキュリティのデメリット ✕
住人との共有性が高すぎる
マンションでは共用エリアを他の住民と共有するため、知らない人と顔を合わせるケースも出てきます。
一定のプライバシーの制約はあるものの、住民同士でのトラブルや防犯面に関して不安を持たれる方もいらっしゃいます。
他の住戸のセキュリティ意識や行動によって防犯に関しての認識が違うと、ストレスや不安を感じることもあります。
共用エリアへのアクセスは住人だけじゃない
マンションでは共用エリアに他の住民や来訪者が出入りすることがあります。
セキュリティシステムがあるにせよ、入居者以外の人が共用エリアに入り込む可能性があることを忘れてはいけません。
【戸建て住宅】セキュリティのメリット ◯
独立性とプライバシーが高い
戸建て住宅は住戸が独立しているので、他の住戸との共有部分がありません。
土地の環境や、住宅の設計によって防犯対策に優れた戸建てであれば、プライバシーを守り、優れたセキュリティ性の高い家に住むことができます。
防犯対策のカスタマイズが自由
戸建て住宅では、セキュリティシステムや防犯対策を自由にカスタマイズすることができます。
必要に応じて監視カメラ、セキュリティアラーム、フェンス、ゲートなどを設置することができ、個別のセキュリティニーズに対応できます。
建売住宅の場合は限りがありますが、注文住宅であれば設計の時点からセキュリティの強化は十分に可能です。
【戸建て住宅】セキュリティのデメリット ✕
単独性と孤立感は否めない
戸建て住宅は他の住戸から独立しているため、隣人や管理人とのコミュニケーションや支援が限られる場合があります。
近隣住民、昔からその地域に住んでいる方との関係性が良くないと、どうしても孤立感を感じてしまうかもしれません。
ご近所同士の立ち話は防犯面で大きな効果があるとも言われています。
全ての防犯対策は自己責任
戸建住宅の場合、防犯意識やセキュリティ対策は基本的に自己責任が求められます。
所有者自身が全てを守るため、適切なセキュリティシステムの設置や定期的なメンテナンスをご自身で行う必要があります。
例えばセキュリティカメラが壊れたなら、ご自身で直すか買い直しが必要になります。ただしマンションのような毎月の管理費はかからないので、ご自身で修繕費としてある程度は積み立てておくとよいでしょう。
では、当サイトは注文住宅の専門情報サイトですので、戸建て住宅での防犯対策をいくつかご紹介します。
戸建て住宅での防犯対策
防犯ガラス(CPガラス)の採用
基本的に窓は防犯ガラスを選ぶことをオススメします。可能であれば1Fの窓は全て防犯ガラスがいいですね。2層構造の窓にフィルムが入っているため、割ることは非常に難しいです。
そもそも防犯ガラスは窓のどこかしらにステッカーが貼られるので、これを見ただけで犯罪者は侵入を諦めることもあるでしょう。
ただし「空き巣」は無施錠の窓や玄関から侵入してくるケースが過半数を占めます。
ドアとキーでピッキング対策
ドアとキーには様々な種類があり、頑丈かつ防犯性が高くなればなるほど費用も上がります。
ドアからの侵入で最も多いのがピッキングによる犯罪です。
ピッキングとは?
特殊な道具を使用し、鍵を回して施錠キーを使用せずに不正に解錠する犯罪行為の事です。
現在、多くの住宅メーカーが採用しているのがディンプルシリンダーと呼ばれるキーです。
このキーであればピッキングはほぼ不可能と考えても良いでしょう。※昔のディスクキーに比べ、ピッキングするには10倍以上の時間がかかるとも言われる。
他にも、電子錠と呼ばれるカードキー、スマートロック、指紋認証も人気のカギですが、停電時に使えるかどうかの確認も必要です。
ほとんどの場合、カードキー等は非常時に備えてシリンダーに鍵を差し込んで開けることも可能です。
キーは多種多様あるのでしっかりと調べてから選びましょう。
照明とセンサーライト
センサーライトは夜間では非常に効果的な防犯対策です。
不審な動きがあった場合に自動的に点灯するので、侵入者を妨げることができます。
センサーライトと防犯カメラが備えられていれば完璧ですが、ライトが光るだけでも犯罪者からすれば「撮影されているかも」という心理が働き防犯につながるとも言われています。
照明やセンサーライトはそこまで高額なものではないので、玄関を始め、庭や裏庭など多くの場所に設置しても良いかもしれません。
監視カメラ
監視カメラは防犯対策だけでなく、万が一のトラブルでもカメラで録画されたデータは活躍します。
屋外や玄関周辺に監視カメラを設置すると犯罪の抑止力となり、前述したセンサーライトと合わせるとより効果的でしょう。
カメラ本体+レコーダーが一般的で、安価なSDカードタイプなどはやめましょう。SDカードを抜かれたら意味がありませんので。
最近ではスマートホームと連携してリアルタイムで映像を確認できるものが多いです。
防犯カメラは住宅メーカーの担当者が最新のものを紹介してくれるので、その点もしっかり確認しておきましょう。
ホームセキュリティ会社と契約
セコムやALSOKに代表されるように、ホームセキュリティを導入するのもオススメです。
契約金や月額費用が掛かります(4,000~9,000円程度/月)、玄関にホームセキュリティのステッカーが貼ってあると安心ですよね。
こうしたセキュリティ会社との契約には、家への侵入等の犯罪対応だけでなく、身の危険が迫ったときの対応(非常ボタンを押す)、自宅内で不審な動きを感知するセンサー、ガス・火災の感知など、プランによって様々なサービスが含まれます。
興味はなくとも、こうしたホームセキュリティがどれほど利用価値があるのか調べておくのも良いでしょう。
外構など周辺の防犯対策
庭や周辺の環境も防犯対策の一環として考えるべきです。
特に外構デザインは防犯と大きく関わるポイントになります。
家を塀で囲むのは防犯対策として良さそうですが、逆に入られてしまうとじっくりと家を探られてしまうことも考えられます。門やガレージのロックなど、外部からの侵入を困難にしたとしても、外部から全く見えないようであれば侵入者の隠れスポットなってしまいます。
「見せる防犯」という言葉があるように、通りからある程度は界を確保できるような環境にしておくのも良いでしょう。
いずれにせよ土地環境(密集地・傾斜など)にあった対策をすることが大切です。
地場の外構工事であれば、土地勘や近隣での施工例も多々あるので、不安な方は防犯対策を中心に外構デザインを依頼してみてはどうでしょうか。
これらの対策は、単独で効果的な場合もありますが、組み合わせて使用することでより強力な防犯対策となります。
また、防犯対策は定期的に点検やメンテナンスを行うことも重要です。
まとめ
このように、マンションと戸建て住宅のセキュリティは大きく異なります。
集団で守るマンションに対して、自身で守る戸建住宅。
一方、セキュリティ方法を独断で決めることは難しいマンションに対して、自由にセキュリティを強化できる戸建住宅。
地域や土地環境によって大きくことなりますが、住宅を選ぶ際には、自身のニーズや優先事項、地域の安全性を考慮し、適切なセキュリティ対策を検討することが重要です。
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