土地探しは都心型・郊外型のどっち?ファミリー世代が知っておきたい10年後を見据えた選び方

住宅を購入する上で最も難しい「土地選び」。

注文住宅に限らず、建売住宅やマンションでも同じことが言えますが、土地選びのミスは最も後悔する条件の一つではないでしょうか。特に、購入を検討している段階(=住宅知識がほぼないという状態)で難しい土地選びをしなくてはならないのは大変なこと。

そこでまず知っておきたいのが「都市型か郊外型の土地の違い」についての知識。

通勤の便や交通の利便性だけで選んでしまうのは非常にもったいないです。

特に子育て世代のファミリー層には必ず知っておいてもらいたい点もあり、また将来的に土地の資産価値がどうなるかという難しい話もあります。

この記事では、都市型・郊外型の土地の比較をするだけではなく、

  • 実際に住んでみるとどうか?
  • 10年後にその土地はどうなるのか?

ということについて分かりやすく解説したいと思います。

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都心型に住むということ

土地価格は高く、面積も狭い都心型の土地は、住み心地という点では慎重に検討しなくてはなりません。特に繁華街などが近い場合は治安や騒音の心配もあります。

その代わり都心へのアクセスは抜群であり、駅近であれば車を必要としない生活もできるかもしれません。

最近はカーシェアリングや、格安レンタカーを利用している方も増えているのでこの点に関しては心配もなさそう。

都心で車を持たない方は、必要に応じて1日レンタカーなどを利用するのも賢い選択かもしません。

【ファミリー世代必見!】都心型の土地で子育てをするなら

都心型の土地では、大規模で土地を開発している場所が非常に少ないです。

そこでデメリットとなるのが、これから出産・子育てを始めるファミリー層の方たち。

大規模な新興住宅開発地であれば、お隣やご近所に同世代のファミリーが集まることも多く、今後の学校生活のサポートにもなる仲間ができます。

ところが都心型の土地となると、すでに建っている家々の間に隙間なく新しい家を建てるというケースが多いです。

都心型は土地が少ないので仕方がないことですが、ゆっくりと老後生活を送っているご近所の隙間に、子育て世代の家を建てるというジェネレーションギャップのあるご近所付き合いをする必要があります。

これをメリット・デメリットとどう取るかは人それぞれですが、立地条件的にもこのような確率になるということを知っておいてください。

郊外型に住むということ

郊外型とは一般的に都心から1時間圏内のベッドタウンのことを指します。

最寄駅から離れるほど土地の価格は下がり、庭付きの広い家も夢ではない郊外型の住宅ですが、通勤など交通の便が悪くなることは明らかです。

都心型であれば家を出てから30分以内に会社着くものも、郊外型であれば1時間〜1時間半以上もかかるかもしれません。

さらにマイカーの所有は必須となるでしょう。

しかし前述した通り、新興住宅地であれば同世代の子育てファミリーが集まるケースが多く、ご近所同士で助け合いながら子育てができる可能性が高いです。

土地選びは長期的な視点で探すと答えが見つかりやすい

都心か郊外か、どうしても決め手が分からない場合にもう1つチェックしておきたいのが、土地の資産価値がどうなるのか?という点。

「駅から近い=価値が高い」というのは当たり前のことですが、そもそも駅の近くの土地は少ないうえに購入価格も高いので、地価の高い土地を買うというのは簡単なことではありません。

大事なことは地価が落ちない土地を見つけることです。

「空き家」が社会問題化している現代

その街が今後どのように変化していくのかも予測しておきたいところです。

これは、いずれ相続するはずの子供たちが、実家とは別の土地に住むことが多い時代にシフトしているため。「その土地を誰かに買ってもらえるか」ということを考えておくのも大事になってきます。

誰も相続してくれないなら、無駄に税金だけが掛かってしまう「空き家」になってしまいますが、65歳以上のみの高齢世帯が暮らす戸建て住宅を「空き家予備群」とし、首都圏を10km単位でランキングしたデータがあります。※野澤教授(東洋大)

昭和の高度経済成長期に建てられたニュータウンを中心に、今後は大量の相続が発生することが予測され、中古物件が大量に発生する可能性が高いということになります。

東京を中心とした以下のリストでは、その可能性が高いエリアがピックアップされているのでチェックしておいてもらいたい。

都心から20km圏内

順位市町村名「高齢者のみ世帯」の戸建て住宅数(件)空き家予備群率
1位台東区 6430 33.3%
2位品川区12710 32.2%
3位練馬区34050 31.9%
4位北区13140 31.6%
5位杉並区24450 30.8%
6位豊島区865030.6%
7位三鷹市803030.0%
8位武蔵野市519029.3%
9位中野区1072028.5%
10位新宿区693028.5%

都心から20~30km圏内

順位市町村名「高齢者のみ世帯」の戸建て住宅数(件)空き家予備群率
1位千葉市花見川区1000030.2%
2位国分寺市669028.6%
3位千葉市美浜区164027.7%
4位横浜市神奈川区879027.5%
5位小平市920027.4%
6位府中市935026.3%
7位さいたま市大宮区483026.3%
8位小金井市513026.2%
9位鎌ヶ谷市737026.0%
10位横浜市保土ヶ谷区875025.8%

都心から30~40km圏内

順位市町村名「高齢者のみ世帯」の戸建て住宅数(件)空き家予備群率
1位 横浜市栄区716032.2%
2位千葉市若葉区1205031.0%
3位我孫子市1017030.7%
4位横浜市港南区1135029.4%
5位横浜市神奈川区1021028.9%
6位日野市878028.1%
7位横浜市瀬谷区729027.9%
8位横浜市磯子区709027.4%
9位横浜市旭区1305027.3%
10位横浜市泉区909027.0%

「人が少なく空き家の多い街=土地の資産地価が下がる」ということを覚えておいてください。

全国の自治体では「土地適正化計画」を進行中である

少子化が進み人口減少が確実となっている今、国土交通省ではコンパクトシティの形成を推奨しています。

駅やバスを核として、マイカーに頼らない街づくりをするのを目的としており、現在300以上の地方自治体が積極的に進めています。

「土地適正化計画」のポイントは地域の中に人口密度を維持する「居住誘導地域」を設け、その中に学校や病院、商業施設などを集中させて、コンパクトで住みよい街を実現しようとするもの。

つまり、将来的にはこの居住誘導地域以外では人口密度が減り、学校・病院などが遠くなるなどの不便が起き、土地の資産価値に大きく影響することも考えられます。

都市型・郊外型のどちらかで土地選びをする前に「土地適正化計画」を事前にチェックしておくことは必須条件になっているのかもしれません。

最新の都市計画状況は国土交通省の都市計画ページに記載されているので、希望の土地の計画状況が分かると思います。

土地選びのポイント

将来的な土地の資産価値を考えるなら「土地適正化計画」は必ずチェックしておこう!

まとめ:都市型か郊外型か迷っているなら

土地の選び方については、身近で注文住宅を建てた方に話を聞くのが理想的ですが、都心型の注文住宅に住んでいる方などはレアケースなのでなかなか見つかりませんよね。

自分には都市型と郊外型のどちらが合っているのか分からない場合は、土地の提案をプロに相談してみるのがベストな方法です。

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住宅展示場や工務店などに相談する場合、都市部・郊外などエリアを越えた場所の土地相談は難しいので、実はネットで提案してもらうのが一番最適な方法だったりします。

ということで、土地探しの基本についてご紹介しました。都市型・郊外型の違い、ファミリー世代が購入する場合の注意点、土地の資産価値は今後どうなっていくのか、について分かったと思います。

土地探しは難しくて当たり前なので、なるべく相談できることは相談して話を進めることをオススメしています。

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