注文住宅のお風呂ならこれ!ユニットバスメーカー5社を徹底比較!

1990年代から住宅の浴室はユニットバス(システムバス)が主流となり、今や日本にある浴槽の8割はユニットバスであると言われています。([注1][注2])

もちろん、ハウスメーカーのほとんども希望しない限りはユニットバスを提案されます。

そんなユニットバスは契約したハウスメーカーによって、推奨されるユニットバス(メーカー)が異なります。

ハウスメーカーと、各社住宅部材メーカーの関係がありますからね
分かりやすく言うと、パナソニックホームズならパナソニック製品が安く買えるなど

 

ただ、ユニットバスの機能もメーカーごとに異なり、それぞれの違いを理解せず決めてしまうのはもったいないです。

毎日浴槽に浸かりながら後悔するなんてことがないよう、注文住宅設計前からメーカーごとの特徴を把握しておきましょう。

[注1]一般社団法人リビングアメニティ協会|主要住宅部品における近年の動向と分析(前編)

[注2] キッチン・バス工業会|お風呂の最新動向

 

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注文住宅におすすめの人気ユニットバスメーカー5社

多くのハウスメーカーや工務店が標準仕様としている有名ユニットバスメーカー5社について、以下より特徴やサイズごとの価格帯を紹介します。

ただし、指定メーカー外の商品だと割引が効かないなどのデメリットがある場合もあるので、その点は注意が必要です。

Panasonic(パナソニック)

家電製品メーカーなどでお馴染みのパナソニックが販売するのは、美容や調光に工夫を凝らしたユニットバスです。

ミクロの泡に酵素を含めて湯冷めを防ぐ「酸素美泡湯」や、日中窓から日が差しているかのような開放感を演出できる「ウォールラインLED照明」など、バスタイムをより楽しむための機構が充実しています。

3種類あるシリーズのなかでもとくにおすすめなのが、高級感あふれる「Lクラスシリーズ」です。パナソニックが実現した最大限のデザイン性・機能性を味わえるため、上質な浴室を注文住宅に取り入れたい方は、ぜひ検討しましょう。

シリーズLクラスリフォムスオフローラ
価格帯約152万円~約127万円~約97万円~

 

LIXIL(リクシル)

国内最大手の住宅設備・建材メーカーであるリクシルは、お湯の流し方やかけ方が特徴的なユニットバスを販売しています。

掃除しやすい、湯冷めしにくいなどは標準性能として、肌をなでるようにお湯を流して血流量を増加させる「アクアフィール」や、直上から放出されたお湯で全身を包み込んで洗える「アクアタワー」など、実装された機能は全て実用性が高いです。

リクシルが販売している住宅設備は幅広く、ハウスメーカーとしても発注を一本化できるため、注文住宅の浴室として勧められることも多いでしょう。

その際はぜひ、上述の機構を備えた「スパージュ」というシリーズをチェックしてみてください。

シリーズスパージュアライズシャワーユニットNS
価格帯約100万円~約73万円~約52万円~

 

TOTO(トートー)

住居・施設のトイレやキッチンに多く採用されているTOTOが提供するユニットバスは、収納・掃除のしやすさや節水・節電性能が好評です。

最大約48%の節水を可能とする「コンフォートウエーブシャワー」や、スマホアプリによって入浴準備が行える「つながる快適セット」は、毎日の入浴にかかる料金や手間といったコストを大幅に削減しています。

注文住宅の浴室にTOTOを選ぶ際は、2020年9月に発売された「シンラ」と「サザナ」の両シリーズ、数種類ある高級な単体浴槽タイプなど、じっくりと比較しましょう。

シリーズシンラサザナ単体浴槽タイプ
価格帯約122万円~約81万円~約40万円~

 

タカラスタンダード

システムキッチン・システムバスに特化した住宅設備メーカーであるタカラスタンダードでは、他のメーカーよりも豊富な種類のシステムバスを販売しています。

ドラマでも採用されるほどデザイン性豊かで、好みのシステムバスを探しやすいでしょう。

マグネットにより収納カゴやスピーカーが設置できる壁パネルや、水洗いだけで手入れが済むフロアなど、デザイン性だけでなく機能性も優れています。

注文住宅なら戸建て住宅用、とくに浴室にこだわりがない場合は「レラージュ」、タカラスタンダードにおける最高品質の浴室を求めるなら「プレデンシア」を選びましょう。

シリーズ戸建て住宅用戸建住宅2階用シャワーユニット
価格帯約40万円~約45万円~約30万円~

 

トクラス

トクラスは、ピアノでもお馴染みのヤマハグループの住宅設備開発・販売部門です。そういった背景からか、触り心地や質感を重視した高級感あふれる滑らかなシステムバスを販売しています。

使いやすさを追求した3Dエルゴデザインという独自の設計で、洗い場と浴槽どちらでも快適に過ごせるシステムバスを開発しました。

とくに最高級シリーズである「YUNO」は質感・デザインだけでなく機能面も優れており、足元から温かいミストを噴射する「あったかミスト」や、ボタンを押すだけで浴槽を自動で洗える「おそうじ浴槽」など、魅力的な要素が詰め込まれています。

シリーズごとの価格差が少なく選択肢も広いので、ぜひ検討すべきメーカーのひとつです。

シリーズYUNO(ユーノ)Every(エブリィ)VITAR(ヴィタール)
価格帯約90万円~約85万円~約88万円~

 

 

浴室設計・注文に関する3つのポイント

浴室の設計、もしくはシステムバスを注文するうえで覚えておくべき3つのポイントを紹介します。

シャワーだけってどう?

湯船にお湯を張るとその分の水道代・光熱費がかかりますし、ユニットバスも浴槽の有無によって20万円以上の差が出ます。

とくに普段から湯船に浸かる習慣がないという方は、注文住宅を建てる際に浴槽を設置するかどうか悩むでしょう。

実際にLIXILのホームページでも、シャワーユニットのみのタイプを戸建住宅におすすめしており[注3]、人によっては浴槽を設置していないことがわかります。

[注3]LIXIL|商品ラインアップ シャワーユニットNS

 

ただ湯船に浸かることは、健康面においても重要です。実際に大手入浴剤メーカーであるバスクリンでは、お湯に浸かることに健康効果があると紹介しています。[注4]

 

また浴槽があれば災害時に貯水ができるため、防災の面でも非常に有益です。新設よりリフォームの方が価格も手間もかかるので、後から欲しくなる可能性が少しでもあるならば、最初から浴槽付きユニットバスの設置をおすすめします。

 

窓や鏡は必要?

ユニットバスの窓は図面を見て壁をくり抜き、通常の居室と同じ方法で取り付けるため、実際に作らないほうが気密性は高いです。

現在、ほとんどの浴室には換気設備が据え付けられているため換気には困りませんし、外部から覗かれる心配もなくなります。

ただ窓があると浴室を開放的にできますし、浴室内で事故があった際の人命救助などにも有用です。

実際に高齢者が浴室で倒れて、救助しようにも扉が開けられなかったというトラブルが過去に大阪市で起こっています。[注5]

[注5]大阪市此花消防署|住宅内事故に関すること

 

また鏡に関しても、剃毛などしなければ特に必要としませんし、設置しなければ曇止めを行う手間もありません。必要なら後付けも容易にできるため、窓と同じく設置を迷う方も多いでしょう。

ただ鏡は、メーカーが取り扱う多くのユニットバスに標準で備え付けられていますし、価格も10万円以下で建材としては安い部類に入ります。

また小さいお子さんと入浴する際に、鏡があれば浴室全体を見渡しやすいです。

このように、浴室の窓と鏡は手間やコストがかかりますが、あったほうが便利なことに間違いはないので、設置することをおすすめします。

 

テレビを付けるといくらになる?

多くの方が憧れる浴室へのテレビ設置ですが、高くとも30万円ほどで実現できます。

もちろん、テレビの大きさや性能によっても料金は変動しますが、40インチ未満で通常の地上波を映す程度であれば、20万円前後で施行可能です。

浴室にテレビがあることでリラックスタイムも捗るため、興味がある方はぜひ検討しましょう。

 

良いプランなくして快適なお風呂は設計できない

注文住宅のプランニングは、浴室を基点にすることはありません。居室を的確に設計した後に、余ったスペースに水回りを配置します。

つまり最適な浴室設計のために、良いプランニングが欠かせないということです。

住宅のプランニングはプロの領分なので、信頼できる業者を選んで相談を行いましょう。


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希望の予算をもとに、効率的に住宅メーカーを見つけるためには『複数社から同一価格で見積りを提案してもらう』のがベストです。

それが相見積もりです。

すでに注文住宅を建てた方のほとんどは相見積もりを行っており、他社のプランと比較した中で自分の理想の家を立てています。

複数社にプランを提案してもらい、ベストなプランを提案してくれるメーカーを選ぶのが最も効率的です。

最良のパートナーを探すためには、予算内で家づくりができるかどうかの判断をしなければなりません。

限りある予算の中、憧れのメーカーで家を建てられるのか知りたいところ。

 

そこで注目されているのがタウンライフという間取り作成サービスです。

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分かる範囲で大丈夫です。

敷地図などをお持ちの方は、その画像を添付しましょう。(スマホで撮影したものでもOK)

詳細な情報があれば、より綿密なプランを提案してもらえます。

これで完了!「オリジナル家づくり計画書作成を依頼する」ボタンを押すだけ。

 

タウンライフを利用するべきメリットは、見積もりや間取り図が貰えるだけではありません。

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と、今後の家づくりにおいて良い影響を受けることが多々あります。

 

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