1,500万円を用意して、理想のマイホームを建てようとしている皆様。
ネットで「1500万円 家」と検索しても、どんな家が建てられるかピンと来ないのではないでしょうか?
地域ごとに土地の価格は違いますし、ハウスメーカーごと仕様や坪単価が異なるので、いまいちイメージできないのは当然のことです。
本記事では、1,500万円で新築住宅を設計しようとしている方に向けて、実現可能な間取りプランやこだわるべきポイントを紹介します。
※PRを含みます。
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土地別か?土地込みか?
以前は戸建て住宅を新築するとしたら、最低でも2,000万円の資金が必要でしたが、近年では戸建て住宅を新築する人は減少しており、20年前に比べると新築の価格相場は減少傾向にあります。
2020年現在、マンション価格は高騰を続けていますが、戸建て新築住宅は価格帯が極めて安定している状態です。
よって今では1,500万円を用意できれば標準的な住宅が新築できます。
本記事を執筆する筆者は、以前設計事務所で建築士として働いていました。
その経験から言うと、1,500万円で建物は建てれますが、土地込みで1,500万円は少し難しいです。
例えば夫婦2人がストレスなく暮らす場合、住居の床面積は30㎡以上が必要で、これは1・2階の合計面積ではありません。
土地面積は最低でも35㎡(10.59坪)ないと建築・施工ができません。
10.59坪の土地となると、神奈川県では600万円以上を必要としますし、東京23区では1,000万円前後です。
首都圏では千葉県までいくと300万円程に下がりますが、土地の購入には税金や仲介手数料、登記などの手続き費用も発生するため、土地の価格の1.5~2倍は必要となります。
そもそも都合よく10.59坪前後の土地が見つかるかどうかも微妙ですし、実際に売りに出されている土地はもっと大きいことがほとんどです。
土地なしの場合は1,500万円のうち半分以上を土地の用意に費やしてしまうかもしれないので、ローコスト住宅が得意なハウスメーカーに依頼することも考えておきましょう。
土地なし1,500万円の施工実例(間取り付き)
500万円を土地に、1,000万円を建築費用に充てると考えた時、以下のような間取りが実現可能です。
上記は、はなまるハウスというローコスト住宅を得意とするハウスメーカーの、930万円(税別) の新築プランです。
2階建ての2LDKで、収納の数も多くバルコニーまでついています。
500万円弱余るので、安い土地を選べば1,500万円で十分収めることが出来るでしょう。
ただ、500万円弱というと東京では23区外の一部地域、神奈川では小田原や厚木といった少しメインエリアから外れた地域の土地を選ぶことになります。
1,500万円の資金があるならば、住宅そのものでなく立地を優先することも考えられます。
上記は同じくはなまるハウスの、713万円(税別) の新築プランです。
1LDKの2人暮らし向けの設計で、こちらのプランならば700万円ほどを土地代に充てることが出来ます。
700万円あれば土地の選択肢は大きく広がりまが、ご覧の通りこのプランでは2人暮らし、もしくは小学生までのお子さんで3人家族くらいが限界です。
このように1,500万円で土地と新築を用意するのは確かに厳しいのですが、選択の余地があるのはローコスト住宅が台頭している今だからこその嬉しい選択と言えます。
家のみ1,500万円の施行実例(間取り付き)
土地の用意が出来ていた場合、1,500万円ではどんな家を建てることが出来るのかを外観と共に紹介します。
1,357万円(税別)の新築プランです。土地無し1,500万円の場合と比較しやすいように、前章と同じくはなまるハウスのプランを引用しています。
5LDKで広いバルコニー、各部屋が広く沢山の収納もあり、パッと見て一生住める家だと判断できます。
坪数も45坪で、土地無し1,500万円の住宅の2倍近くなっています。
また、1,500万円あればローコストのハウスメーカー以外でも選択肢が広がりますね。
上の間取りは、株式会社今井建設の1,430万円の施工実例です。3LDKでリビングと主寝室が広い実用的な間取りと言えます。
建築費のみで1,500万円の資金があれば、こうして依頼するハウスメーカーや工務店を選ぶことができます。
それぞれの得意不得意な工法などもあるので、是非沢山比較してみてください。
もし比較が面倒だという場合は、様々な工務店とハウスメーカーに見積りの一括依頼が出来るタウンライフというサービスが便利です。
申し込みはネットで完結するので、いろいろな所を巡る手間がありません
貴重な時間と1,500万円の予算を減らさないためにも、検討してみてください。
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予算1,500万円の場合に諦めるポイント
1,500万円の用意があっても、費用を投じる箇所を間違えるとあっという間に予算オーバーをしてしまいます。
そこで、ローコストに抑えるためにこだわらなくていいポイントを紹介します。
あくまでも妥協しやすい項目であり、選択肢のひとつとしてお考えください。
外構(エクステリア)・造園計画(ガーデニング)
外構と造園の2つは、後からでもお金をかけようと思えばいくらでもかけられる部分です。
お洒落にして家をよく見せたい気持ちは分かりますが、凝りすぎると予算を圧迫してしまいます。
わざわざタイルを敷いたりせずとも、家自体が綺麗であれば外部はそんなに気になりません。
むしろ外構・造園で節約した分、サイディングなどの外壁に凝ってみましょう。アクセントで2種類のサイディングを使うとお洒落で目を惹きます。
外構は生活を始めた後でもリフォームしやすいので、最初に無理せずとも大丈夫です。
予算に余裕があれば外構・エクステリアにお金をかけましょう。
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水回りの数
1,500万円で家を建てるとなると、平屋でなく2階建ての住宅になることがほとんどです。
そうした時に利便性を考えて、トイレや洗面を両方の階に作ろうと考える方が多くいます。
ですが水回りを増やすというのは、単純に設備の個数が増えるだけではありません。配管工事などの手間が倍になり、工事費から大きく変わってきます。
トイレなどの設備工事費は建築費の中で、家の本体工事費に並んで大きい割合を占めています。場合によっては本体工事費よりも高くなることだってあります。
水回りが複数あるのは確かに便利ですが、便利さを追求すると費用はかさむということも覚えておきましょう。
予算1,500万円でも妥協できないポイント
前章に対して、予算1,500万円でもこだわるべきポイントを紹介します。
住宅の設備・性能
断熱や空調など住宅設備の性能はこだわって良い部分です。躯体工事の最中でないと施工できない設備などもあるので、導入したい機能があるなら予算を考慮しつつ導入すべきです。
また前章で水回りの個数を増やすのは注意と言いましたが、性能をアップさせることに関しては別です。個数を増やさずグレードアップするだけならば本体の価格しか変わらないので、興味があるものは実装していきましょう。
住宅性能のレベルの高さは暮らしやすさに直結します。暮らしやすさを追求することに費用を投じるのは正しいことだと言えます。
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部屋数
部屋数を節約する必要はありません。むしろ将来の事を考えて1部屋くらい多めに作ることも考えましょう。
柱を増やしたり床面積を広げたりするわけではないので、工事の手間は大きく変わりません。
むしろ後から増やそうとするとコンセントや空調、床面積に対する窓の数などが足りなくなり、手続き・工事ともに大掛かりになる可能性もあります。
また部屋の新設といえば、可動式(移動式)の間仕切り壁もあります。ですがそれを施工するよりも、最初から素直に間仕切り壁を作って部屋をわけた方が安く済みます。「ライフスタイルに合わせて空間を変える」といったフレーズが魅力的な可動式間仕切りですが、節約になるわけではないので注意しましょう。
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1,500万円あれば良い家が建てられる!
1,500万円という金額は、新築するなら標準的な金額です。
ただ標準的な金額だからこそ、依頼するハウスメーカーや工務店は慎重に選ばなければいけません。
大手メーカーで施工をした方なら「そんなに安く出来るわけない」と思うかもしれませんが、ローコストメーカーや地場の工務店では意外と可能な金額なのです。
もちろん予算1,500万円で良い設計と施工が出来る業者もいれば、十全なパフォーマンスを発揮できない業者もあります。
住宅の見積もりは専門的な知識が無いと高いか安いか分かりづらいので、色々なハウスメーカーを回って比較をすることが重要です。
ですがそれって結構手間ですし、営業のゴリゴリした雰囲気が苦手だという方も多いでしょう。
予算1,500万円で失敗したくない。そんな方に紹介したいのが、本文中でも紹介したタウンライフというサービスです。
複数のメーカーや工務店にプランと見積りを一括依頼できるので、手間なく比較・検討ができます。
- ハウスメーカーをまわる手間を減らしたい
- 条件に合うプランを沢山比較したい
- 対面してオプションを勧められたくない
という方は、ぜひ一度チェックしてみましょう。
本記事が皆さんの参考になると幸いです。
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[間取り図・見積もりを一括請求]
希望の予算をもとに、効率的に住宅メーカーを見つけるためには『複数社から同一価格で見積りを提案してもらう』のがベストです。
それが相見積もりです。
すでに注文住宅を建てた方のほとんどは相見積もりを行っており、他社のプランと比較した中で自分の理想の家を立てています。
複数社にプランを提案してもらい、ベストなプランを提案してくれるメーカーを選ぶのが最も効率的です。
最良のパートナーを探すためには、予算内で家づくりができるかどうかの判断をしなければなりません。
限りある予算の中、憧れのメーカーで家を建てられるのか知りたいところ。
そこで注目されているのが『タウンライフ』という間取り作成サービスです。
これら注文住宅ならではの「オリジナルな家づくり計画書」を、一括で複数社のハウスメーカー・工務店から提案してもらえます。
全国600社以上、うち大手22社のハウスメーカーが含まれており、希望エリアに対応した工務店まで見つけられのもポイントです。
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これらの複数の間取り図から、気に入った組み合わせて"いいとこ取り”ができるのもポイントです。
このようなサービスを受けられるのはタウンライフしかありません。
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分かる範囲で大丈夫です。
敷地図などをお持ちの方は、その画像を添付しましょう。(スマホで撮影したものでもOK)
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- 知らなかった住宅メーカーや工務店に出会える
- 見積り書がもらえるので費用の中身が見える
- 各社の違いが一度に比較できる
- 一社一社に直接出向いて打ち合わせをしなくて良い
- 営業マンの売り込みを避けられる
- 各社の間取りプランのいいとこ取りもできる
と、今後の家づくりにおいて良い影響を受けることが多々あります。
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