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住宅の設計

「吹き抜けのある暮らし」をする前に知るべきメリットとデメリット

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憧れのマイホームを想像した時、吹き抜けのある開放的な空間と明るいリビングをイメージしたことはないでしょうか。

吹き抜けは部屋を広く見せる効果が高く、一般的な住宅から狭小住宅でも積極的に採用されているアイディアのひとつです。マンションではできない戸建住宅ならではの特別な空間でもありますよね。

しかし、吹き抜け住宅はメリットとデメリットが明確に分かれており、採用するかどうか非常に難しい設計でもあります。

この記事では、吹き抜けのある暮らしをする上でのメリットとデメリットについて分かりやすく解説しますので、きちんと理解してから判断してみましょう!

 

吹き抜けのメリット

最大の魅力は「開放感」

吹き抜けは床から天井までを見渡せるワイドなスケール感が魅力です。

視覚を開放する広々とした空間はゆっくりとくつろげる感覚を生み、部屋が狭くても圧迫感を感じさせないことでしょう。

予算の都合で理想的な広さじゃない・・

そんなストレスも吹き抜け空間を作ればあっさりと解消されるかもしれません。

また、柱や梁をわざと見えるようにしてお洒落な空間を演出するのも流行しており、アイディア次第ではデザイナーズ住宅のような家づくりもできることから人気が高まっています。

 

「採光」が取りやすく明るい空間

家づくりにおいて大きな難問となるのが「採光」の取り方です。

南側に隣家が建っていたり、プライバシーの観点から大きな窓をいくつも配置しなくないなどの点から、どうしても明るい部屋づくりをするのは難しいものです。特に1Fは暗くなってしまいがちですが、リビングに吹き抜けがあれば朝から明るい光を感じることができるのが魅力です。

背中に暖かい光を感じながら朝食を食べたいなぁ

そんな素敵な時間を過ごせるのも吹き抜けリビングの恩恵です。

太陽が高く上がらない冬場も吹き抜けがあることで自然の光が入り、昼間に暖房を付けなくても過ごすことができるでしょう。

 

「低コスト」につながる

間取りに関する費用は、床面積に比例して高くなります。

広すぎる床面積を見直すことでコストの削減を図ることができますが、吹き抜けを作ることで2階の床面積を削減することができます。

床面積を減らせば建物面積を減らすことに繋がり、さらには固定資産税の金額にも影響します。

吹き抜けはコスト削減案として効果的なのね

吹き抜けという何もない空間を作るということは、そこに費用も掛かりにくいというもメリットのひとつなのです。

 

吹き抜けのデメリット

吹抜けは開放感があり広い空間を演出することができます。

さらに上からの光を取り入れることができ、明るい空間にすることが最大の魅力ですが、その反面、知っておかなければならないデメリットもあります。

 

「温度管理」冬は暖まりにくく夏は冷えにくい

吹き抜けを作るかどうかで悩む方のほとんどが、

冬は寒いの?

という不安を持っています。

事実、吹き抜け住宅にした方の9割の方がそう感じており、吹き抜けは寒いというのは事実です。断念材がしっかりしているから大丈夫と断言する住宅メーカーもありますが、吹き抜けを作らない家に比べたら圧倒的に寒さを感じることでしょう。

温かい空気は上へ上へと逃げていくため、冬場せっかくエアコンで温めた空気は天井へ溜まってしまい、足元が暖まらないという温度環境が作られてしまいます。

そんな時は天井にシーリングファンを取り付け、上に溜まった温かい空気を下へ持ってくるというのもひとつの手段ですが、その効果としては無いよりはマシというのが正しい言い方かも知れません。

では夏場はどうなのかと言うと、エアコンで冷やした空気は下に溜まるため、特に問題なく快適に過ごすことが出来ます。

しかし、吹き抜けに設置した窓から直射日光が入り、吹き抜けのある場所だけが暑かったりと温度管理が難しい部屋になってしまいます。

 

家自体の断熱性がしっかりできていることは基本中の基本ですが、家全体の冷暖房計画をしっかりと作らないといけないのが吹き抜けの最大の課題点です。

高齢者だけの問題だけではない「ヒートショック(家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動すること)」や、子どもが風邪を引きやすい家にしてしまってはいけません。

吹き抜けの設計は住宅メーカーや設計士によって提案できるアイディアが数多くあるので、プランをしっかりと吟味しておく必要があります。

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「生活音」に気をつける必要がある

吹き抜けの盲点として、生活音が2階に響くという問題があります。

吹き抜けは玄関やリビングに作るのが一般的ですが、深夜に夫が帰宅したドアの音やテレビなどの生活音がそのまま2階に響いてしまうため、就寝中の人にとっては騒音として聞こえてしまうことがあります。

また、子どもが成長するにつれ親世代と子世代の生活時間帯はすこしづつ変わっていきます。今は物音を気にしないと思っていても、いずれそのような体質になってしまうことも考えておいたほうがベターです。

 

「プライバシー」大きな吹き抜け窓は注意

吹き抜けに大きな窓を配置すると採光が良く明るい空間を作ることができますが、同時にプライバシーを守りにくい家にもなってしまいます

  • 2階を歩いていたら隣家の人と目が合ってしまった
  • 土地が高い場所から見たら家の中が丸見えだった

など、実際に住んでみてから意外な落とし穴を見つけてしまうかもしれません。

窓の高さや大きさを工夫したり、バルコニーの壁を活かしたり、大きな格子で目隠しを取るなど、開放感とプライバシーを守る設計が必要になります。

 

「直射日光」はなるべく避けたい

デザイン性を重視して吹き抜け窓に目隠しをしないという選択肢がありますが、直射日光が床に当たるとフローリングが早く劣化してしまうというデメリットがあります。目安として5〜10年もあればフローリングの色が変わっているのが明確に分かるでしょう。フローリングはコーティングすることで日焼けを抑えることも可能ですが、家具などの日焼けも避けることができないでしょう。

上記のプライバシーを守る観点からも、ブラインドやカーテンを配置することはとても大切です。

直射日光による部材の劣化を抑えるためにも、そうならないための窓の設計とカーテンなどによる対策が必要です。

 

「難問」風の通し方はプロの設計士に任せよう

吹き抜けのある家とない家では、建物内の風の通り方が大きく変わります。

基本的には窓が2つあれば空気が流れますが、上に窓があると空気の流れは大きく変わりますし、土地環境や東西南北の方角も風の通り方に大きく影響します。

家全体でどのような風の流れをつくるかは専門的な視点が必要になるので、プロのアドバイスを受けながらじっくし進めて行くのが良いでしょう。

 

まとめ

吹き抜け空間はメリットの裏に必ずデメリットがあります。

安易に採用することはオススメしておらず、これらのデメリットをしっかりと理解した上で広々とした快適な空間を作ることが大切です。

吹き抜けのポイント

  • 開放的で明るい空間を演出できる
  • ローコストで費用を抑えることができる
  • 温度調整という点でデメリットがある
  • 深夜は生活音に気をつける必要がある
  • 設計次第で大きく変わる

 

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