自宅に書斎があると趣味や仕事が捗りますよね。
特に男性なら「書斎」という空間そのものに憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。
個人の時間が欲しい、プライベート空間が欲しい、または書物の収納場所としても重宝するでしょう。
また、昨今では在宅ワークが見直されていることなど、自宅で仕事ができる環境を作っておくことのメリットは多大にあると思います。
書斎は1畳ほどのスペースがあれば十分なので、無理な設計をすることなく作れるのも魅力です。
この記事では書斎の施工例や設計のポイント、メリット・デメリットなどを解説します。
これから注文住宅で書斎をどう作るか考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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書斎とは読書・執筆を行うための部屋
元々、書斎とは読書や執筆を行うために設けられた居室のことです。
昔から作家さんなど、文芸に携わる人の家には必ず作られていました。
現在では読書・執筆に限らず、作業に集中したい時のワークスペースとして使われることも多くなり、人によってさまざまな用途で書斎を利用しています。
近年の働き方改革によって在宅ワークが多くなった方も増えていますが、自宅で集中して仕事と向き合う空間があるのは大きなメリットと言えるでしょう。
書斎が役立つのはビジネスシーンだけではありません。
主婦の方でも書斎があれば、裁縫やアルバム作りなどもゆっくりと楽しめます。
家事の邪魔になったり子供が触ったりすることもない特別な空間で、自分だけの時間を過ごすことができるのが書斎の魅力です。
書斎の間取りデザイン例を紹介
素敵な書斎の施工実例を写真付きでいくつか紹介します。
1畳ほどの落ち着いた書斎レイアウト
吹き抜けスペースを生かした書斎空間
景色が映える空間を使った書斎
当サイトでは世界中の画像を収集するサイト『Pinterest』で「書斎」の特集ページを組んでいるので、こちらも参考にしてみてください。
Pinterest│注文HOUSE「書斎」ページ
注文住宅に書斎を作ることのメリット・デメリット
書斎を作ることは、少なからずメリット・デメリットがあります。
まずは本当に必要な理由を確かめるためにも、以下の内容を理解しておきましょう。
新しい趣味の発掘や資格の取得に役立てる
書斎を作ったことをきっかけに、資格の勉強を始めたり新しい趣味を発掘したりなど、ビジネスや日常生活の充実に役立ちます。
「せっかく書斎を作ったのだから」というある種の自己啓発に繋がる方も多いようです。
新築を機に何か新しいことを始めたいという方は、書斎を設計することに前向きになってもよいかと思います
仕事・趣味の作業効率を向上させる
書斎があると集中して趣味や仕事に取り組めるので、作業効率と生産性の両方が向上します。
作業途中で片付けずに置いたままでいいのもプライベート空間ならではのポイントですね。
また「仕事(趣味)はここでしかやらない」と徹底して決めておけば、書類や物資が散らばることも防げます。
自宅で集中したい仕事や趣味があるならば、書斎を作ることをおすすめします。
プライベートな時間で生活にメリハリをつける
注文住宅を建てる人の結婚して家庭を持っている方が多くを占めています。
家族円満を心掛けていてもパートナーと喧嘩をしてしまい、独りになって落ち着きたいこともあるでしょうし、子供が寝た後に自分だけの空間で作業に没頭したいこともあるでしょう。
そんな時に書斎があると、同じ屋根の下に居ながらひとりの時間を作ってリラックスできます。
結局使わず倉庫になる可能性も・・・
いちいち移動することが面倒で結局リビングで作業を始めてしまうなど、書斎を作ったのに活用しない可能性も十分考えられます。
そうなると書斎は本来の用途から外れて、倉庫としてしか使わなくなるでしょう。
「無いと絶対に困る」というほどの熱量が無い場合は、書斎があっても宝の持ち腐れになってしまうかもしれません。
逆に設計上、間取りにスペースが余ることもあるので、そうした空間を生かして書斎にするのも良いですね。
また、階段周りのデッドスペースを活用した書斎も多く見られます。
階段下スペースや、吹き抜け階段に中2階を設けるなど、様々なアイディアがあるので、間取り作りの際は書斎のプランもオーダーしておくと良いでしょう。
家族の時間を減らすとも考えられる
「個人の時間を作れる」「邪魔されることなく没頭できる」というのは、裏を返せば家族団らんの時間を減らすことに繋がります。
いくら家族のために仕事をしているといっても、家族と触れ合う機会が無いというのは寂しいですし、時には家庭内トラブルの原因にんもなりかねます。
書斎を作る=家族の時間が減る、と直結しているわけではありませんが、書斎がその一因になることは十分あり得ます。
間取りや費用を圧迫することも
書斎としての居室を増やす場合、どうしても内装・仕様に凝ってしまいがちで、その分の設備費や建具の費用が余計にかかります。
間取りに余裕が無いという方がほとんどですので、デッドスペースや使えそうなスペースをうまく有効活用して、費用がかからない書斎を作ることも検討しましょう。
「どうしても書斎が欲しいのに場所が取れない」という場合、それは設計上、書斎が重要視されていないからです。
住宅メーカーによっては空間をうまく作れる設計士と、そうでない設計士がいます。
希望に合わなければ他社でも間取りプランを作ってもらい、メーカー選びから検討し直すことも大切です。
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書斎の間取り設計のポイント
書斎は設計する上でいくつかポイントがあります。
必要な広さをしっかり考える
書斎は1畳ほどのスペースがあれば設計できます。
趣味や仕事が出来ればよいので、最低でもデスクが置ければ十分です。
ただし、書物や物資の量を見てどれくらいの広さが必要か考えてなければなりません。
モノが多すぎるなら断舎離して量を調整する必要もあるでしょう。
あくまでも居室の主役はLDKや寝室です。書斎が欲しいあまりにメインの居室をないがしろにしては、生活する中で確実に後悔します。
書斎設計のポイントは、LKDで快適なスペースを確保+余ったスペースを使って書斎にすることです。
インターホンの音が聞こえることも重要
自分以外の誰かが常に家にいるということは稀です。
大人は仕事、子供は学校と、確実に書斎にいる自分以外が誰もいなくなるタイミングは訪れます。
そのため書斎を作るなら、インターホンの音は確実に聞こえるようにしましょう。
LDKに隣接させる、建具を作らないといったプランニングをするなども有効です。
費用に余裕があるなら、書斎にインターホンの受話器を設置することもおすすめします。
書斎に必要な設備やインテリア
書斎には机さえ置ければよいと上述しましたが、それ以外にも設置を検討すべき設備やインテリアがあります。
書斎での作業効率をさらに高める、設備・インテリアを紹介します。
PCを使うならコンセントの設置が必須
書斎でPC作業をするならコンセントの設置は必須です。
当たり前ですがノートPC、タブレット、デスクトップなどの端末を問わずにデジタル製品には給電が必要です。
デスクの下側にコンセントを設置するなら、デスクの裏側にコードを通せるように工夫する必要もあります。
LANポートはWi-Fi環境が整っているなら必須ではありませんが、デスクトップPCを使う方でより安定した回線が必要なら検討しても良いでしょう。
設計を依頼する際は、設計士と細かく相談しながら場所を決めるのが良いですね。
▼こちらの記事でも紹介していますが、コンセントの位置と台数はとても重要です。ひとつ約3,000~5,000円で設置できるので、書斎には付けておいたほうがベターでしょう。
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本棚・キャビネット
どんな作業をするうえでも、本棚やキャビネットが必要になるケースが多いので、書類や書籍を保管するためにも作っておくと便利です。
キャビネットは机の下に収められますが、本棚は備え付けにすることをおすすめします。
予算が合わない場合、自分でDIYをする方法も考えられます。
ただし、自分でDIYをする場合は壁に下地(合板)を入れてネジが打てるようにしておくことが必須なので、事前にDIYをすることを設計士に伝えておかなければなりません。
エアコン・換気扇・窓などの設置
快適に作業を行うためには、空調や換気の設備も必要です。
個室でなければエアコンの必要はないですが、書斎近くに24時間換気は付けておいたほうが良いでしょう。
このような換気は家中に付いているのが当たり前ですが、空気環境のためにも書斎スペースにも設置しておきましょう。
換気設備はシックハウス症候群の予防や、湿気を排して書籍の品質を維持するなどさまざまな効果があります
他にも近くに窓があるかどうかも重要なポイントです。
そもそも居室には床面積に応じて窓を設ける必要がありますが、書斎に窓があると室内温度の調整がしやすく作業環境をより良くしてくれます。
【まとめ】書斎を作ればさまざまな作業が捗る!
注文住宅に書斎を作れば趣味・仕事の作業性が良くなります。
自宅に仕事を持ち帰ることが多い方や趣味専用の部屋を持ちたい方は、書斎を作ることを検討してみてください。
ただ、書斎の設計は本文中で紹介したように、スペースの使い方が重要となります。
多くのプランを比較して、書斎スペース作りの上手な住宅メーカーを選んでみましょう。
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