注文住宅にサンルームってどう?値段やメリット・デメリットを解説します。
注文住宅にサンルームを施工することで、屋内でありながら外にいるかのような開放感を味わえますよね。イギリスを始めとする海外の住居にも多く用いられており、洋書の中に登場するような優雅なお茶会に憧れて、サンルームを検討する方も多いでしょう。
また、お茶会以外にもさまざまな用途で役立つため、趣味嗜好でなく利便性の面からサンルームを導入する方もいます。
そのサンルームについて、注文住宅に施工するための値段や、メリット・デメリットなど詳しく解説します。
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そもそもサンルームとは?
サンルームとは、最低限必要な骨組み以外をガラス張りにして、太陽光を多く採り入れることを目的とした部屋です。
住宅の開口部に接続して屋内から出入りできるものと、敷地内に独立して庭などを横切って出入りするものとの2種類があります。
空模様や庭の様子を一望できるため、開放的なリラックススペースとして活用できるでしょう。
また、サンルームは一見するとエクステリア(外構)のように感じますが、「天井がある」「3方向以上が壁やガラスなどで囲まれている」「床から一番高い天井までの高さが1.5m以上」という3つの条件を満たしているため部屋として扱われます。そのため床面積にも算入されて、固定資産税の対象にもなるので注意しましょう。
テラス囲いと何が違う?
サンルームと「テラス囲い」は、どちらもガラスに囲まれているという点は同一なのですが、違いとしては施工する過程にあります。
まずサンルームはコンクリートの基礎を打ち、その上に床を組んで骨組みを置き、壁と屋根をガラスによって仕上げます。よってサンルームは基本的に、壁と屋根がガラスで囲まれているものです。
一方テラス囲いは、既存のテラスの床から屋根までを後付けでガラスで囲んでいくものです。よって屋根がガラスでないケースも多く、サンルームに比べると採光も劣りますし、後付けするため多少の隙間もできてしまいます。
ただ、テラス囲いとサンルームは混同して使われていることも多いので、施工する際はどちらなのかをすり合わせておきましょう。
サンルーム施行にかかる費用
サイズにもよりますが、サンルーム施工には最低でも100万円ほどが必要となります。
後付けの基礎を打たない簡易的なタイプでも、50万円以上するので覚えておきましょう。そして後付けの場合は既存部分との取り合いで隙間ができやすいため、雨風が侵入するリスクもあるので、快適さを求めるのであれば、新築当初から設置することが望ましいです。
また前述したテラス囲いであれば30〜50万円ほどで施工可能ですので、既存のテラスがある方はテラス囲いも検討してみてください。
注文住宅にサンルームを作る3つのメリット
太陽光を多く採り入れられる以外にも、サンルームには魅力的な3つのメリットがあります。
1. 安全なアウトドアスペースとして活用できる
庭先では急に雨が降り出したり、道路に飛び出したりといったリスクがあるため子供や犬から目が離せませんが、サンルームなら屋内なのでそれらの心配が不要です。
また自然光も多く入るため、下着泥棒対策としてサンルームの中に洗濯物を干すのもよいでしょう。
そのようにサンルームは、安全性の高いアウトドアスペースとして活用できます。
2. 洗濯物が雨風や花粉の影響を受けなくなる
サンルームで洗濯物を干すことで、洗濯物が花粉や雨風の影響を受けなくなります。
洗濯物を干したまま外出もしやすく、室内に取り込む手間もないので、家事ストレス軽減につながります。
洗濯物の回数や量が多い家庭は、ぜひサンルームを検討してみてください。
3. 食事場所の分散ができる
サンルームはガラス窓に囲まれているため換気がしやすく、臭いも付きにくいです。
よって焼肉など、部屋に臭いが付いてしまう食べ物を食べることに適しています。
リビング・ダイニングとサンルームを使い分けることで、住宅を綺麗なまま維持できるでしょう。
注文住宅にサンルームを作る3つのデメリット
サンルームにはコストやメンテナンスの手間以外にもデメリットがあります。
サンルームの施工による大きな3つのデメリットについて、以下より紹介します。
1. 空調が難しく季節の影響を強く受ける
サンルームは外部に突出している分、季節の影響を強く受けます。かといって、サンルームまでエアコンを効かせようとすると、出力をかなり強くしなければなりません。
後付けの場合は多少の隙間ができて、さらに外気の影響を受ける可能性もあるので注意しましょう。
2. プライバシーの確保や防犯面に影響がある
サンルームはガラス張りである分プライバシーを確保しづらく、防犯面にも若干の不安があります。
過去にサンルームから泥棒が侵入したという事件もあるほどなので、住宅にサンルームを導入する際は、人通りの少ない地域でないかなど環境を確認しましょう。
3. つなぎ目が多く雨漏りの危険がある
サンルームは骨組みとサッシの組み合わせで作られているため、つなぎ目が多く存在しています。
よって不慣れな方が施工すると隙間ができやすく、雨漏りのリスクも高まるので、依頼先は慎重に選ばなければなりません。
そして普通の屋根より強度が低いので、積雪にも注意が必要です。また、雪解け水が雨漏りを誘発させる可能性もあるでしょう。
対応積雪量が増えるほど値段も上がるので、豪雪地帯などには不向きでしょう。
サンルームの施工は慣れている企業へ依頼しよう
日本は海外に比べて、サンルームを導入している住居が少ないです。サンルームに不慣れな工務店・ハウスメーカーも多いので、依頼先には十分注意しましょう。
万が一、不慣れな企業に施工を依頼してしまうと、お客さんの要望を鵜呑みにして日当たりが悪い場所にそのまま設置してしまったり、施工方法を間違えて雨風の侵入を防げなかったりなどのトラブルを引き起こします。
多くの企業を比較して、間違いのないところに依頼しましょう。
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