新しい家を買う時、基本の知識である「坪」の意味。
「1坪」は「約3.3㎡」
ですよね。
しかし、実はこの坪。計量法により建物の取引・証明において坪の使用は禁止されているんです。
正式には平方メートル(㎡)の単位を使わなくてはなりません。
原則として不動産の売買契約書などでは坪数は表記されておらず、住宅広告やチラシ・パンフレット等で坪数が表記される場合は、坪数+(平方メートル)が括弧書きで表示されているはずです。
つまり、正式な単位ではないのにも関わらず、不動産の面積を表すときにこの「坪」がよく使われているのが現実です。
なぜこのようなことになっているのでしょうか。
この記事では、そんな「坪の基礎知識」「坪が使われ続けている理由」について解説したいと思います。
これから住宅の購入を考えている方は必ず覚えておいてくださいね。
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「1坪」は何平米?何畳?
「1坪=約3.3㎡」です。
この認識を持っていれば問題ありませんが、より正確な数値ですと1坪は3.30578…㎡となっており、そのサイズは約2畳分です。
坪/平米/畳
1坪=約3.3㎡=約2畳
坪/平米/畳
1坪=約3.3㎡=約2畳
一覧にするとこのようになります。
坪 | 平米(㎡) | 畳 |
1坪 | 3.31㎡ | 約2畳 |
5坪 | 16.52㎡ | 約10畳 |
10坪 | 33.05㎡ | 約20畳 |
15坪 | 49.58㎡ | 約30畳 |
20坪 | 66.11㎡ | 約40畳 |
25坪 | 82.64㎡ | 約50畳 |
30坪 | 99.17㎡ | 約60畳 |
35坪 | 115.70㎡ | 約70畳 |
40坪 | 132.23㎡ | 約80畳 |
45坪 | 148.76㎡ | 約90畳 |
50坪 | 165.28㎡ | 約100畳 |
60坪 | 198.34㎡ | 約120畳 |
70坪 | 231.40㎡ | 約140畳 |
80坪 | 264.46㎡ | 約160畳 |
90坪 | 297.52㎡ | 約180畳 |
100坪 | 330.57㎡ | 約200畳 |
「坪」とは何か?
「坪」は尺貫法の単位である
尺貫法(しゃっかんほう)とは、古来から日本で用いられていた長さ・面積などの単位のことです。
日本古来の計量法である、
- 尺(しゃく)・・・長さ
- 貫(かん)・・・質量
- 歩(ぶ)/坪(つぼ)・・・面積
- 升(しょう)・・・体積
を使って計算する度量衡法のことで、日本では計量法により1958年12月31日限り(土地と建物の計量については1966年3月31日限り)で取引・証明に尺貫法を用いることは禁止されています。
ではなぜ、正式な取引では禁止されている数値であるにも関わらず、現在でも使われているのでしょうか。
坪は単位のキリが悪いため、現在も使われているのが理由
古来より尺貫法を使って面積を算出する場合、
田畑・山林の面積では
- 町(ちょう)/反(たん)
宅地・家屋の面積では
- 坪
が使われていました。
一町は1ha(ヘクタール)、一反は10a(アール)に数値が近いため、メートル法(1891年(明治24年)に尺貫法と併用する形で導入)へ換えられました。
ところが、坪は1坪=3.3平方メートルと単位のキリが悪いため、現在も使われ続けているというのが理由です。
1坪は約3.3平方メートル、1平方メートルは約0.3坪です。
土地単価の高い都心部などでは、坪と平方メートルの換算で出たわずかな誤差が大きな金額の差となってしまいます。
ですので、購入したい土地などの正しい面積を把握するのであれば
ということが大事です。
坪はあくまでも目安と考えてよいでしょう。
まとめ
以上が、坪に関する基礎知識になりますが、不明だった点がお分かりいただけましたでしょうか。
坪数を把握しておくことは、これから住宅の購入を検討している方にはとても大切なことですので必ず覚えておきましょう。
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