予算を超えない家を建てるためにはコストがかかる箇所を知っておくこと

家を建てる人のほとんどは予算に限りがありますよね。

富裕層の方であれば予算を考えずに好きな家を建てることができますが、そのような方はごく僅かです。

「予算内で希望の家を建てる」のは簡単なことではなく、最初に想定していたハズの予算が打ち合わせを続けていくうちに「あれも取り入れたい、これもやってみたい」と見積もりが増えてしまうケースが多々あるからです。

でもこれは仕方がありません。

贅沢のために見積もりをアップするのではなく、生活に必要なモノと判断せざるを得ない商品(収納スペースや住宅設備など)と出会うからです。

そこで、この記事ではなるべく予算を守るために心がけておきたいポイントを分かりやすく解説したいと思います。

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何が一番コストがかかるのかを知っておこう

住宅の躯体(くたい=家の構造体)の形と大きさは一番費用がかかる

凹凸のある複雑な形をした家よりも、シンプルな四角形の家のほうが断然安くなり、同じ建坪でも長方形か正方形かで外壁部材の量が変わるので、正方形になればなるほど価格は下がります。

※画像

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次にコストのウェイトとして大きいのが家の中身です。

内装を含めた住宅設備品のグレードも大きく費用が変わってきます。

設備品はひとつひとつの積み重ねがコストに大きな影響を与えるということも覚えておきましょう。

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例えば、以下のような条件だと価格は限りなく同じになったりします。

  1. シンプルで小さな箱型の家で、豪華な内装と最新の高機能設備を取り入れた家
  2. 大きな凹凸のある家で、シンプルな内装と標準設備で仕上げた家

このように、予算内に希望の家を設計するためには、どこにお金をかけるかのバランスが重要になってきます。

 

予算のバランスを事前に考えておこう

設計の打ち合わせに入る前に、家のどの部分にお金をかけ、どこはお金を掛けずに済ませるかを事前に決めておくと、予算の組み立てが効率的になります。

お金をかけなくていい箇所を考えておく

→もしも予算が超えた場合、その箇所の商品グレードを下げる。など。

※例

ーコストアップしてもOK

キッチン・お風呂はハイグレードの最新設備の商品を使いたい

電動シャッターを使いたい

太陽光パネルは絶対に取り入れたい

ーコスト削減してもOK

外観はシンプルでもいい

床材はそこまでこだわらない

トイレは価格の安いものでもいい

このように「コスト削減しても大丈夫」という箇所があればあるほど、予算の調整がしやすくなります。
もしも魅力的なプランや設備品を提案された場合でも、「最悪あの箇所をコストダウンすれば・・・」というものがあるのは心理的にも楽になります。

では、コストを下げても大丈夫なものとはどんなものがあるでしょうか。
何でもかんでもコストダウンしてしまうと、家の構造や将来的なメンテナンスにも影響してきます。

そこでコストを下げるべきではない箇所と、コストを下げても大丈夫な箇所について考えてみたいと思います。

コストを下げるべきではない箇所

家自体の躯体(構造体)は災害を想定しておき、しっかりしたものを作る
生活時間の長いLDKの内装は満足できる部材を選んだほうがよい
外壁・床材などメンテナンスがかかる箇所は、防汚性の高い部材がよい
電気代のかかるものはLED化する
コンセントの数は多いくらい付けておいたほうがよい

コストを下げても大丈夫な箇所

家の構造体に影響が及ばない複雑な家の形
ゲストが来たときに見えない箇所全般→2階トイレ、子供部屋の床材など

どの箇所にこだわるかは人それぞれですが「コストを下げても構造的に大丈夫で、かつ、こだわりのない箇所」であればコストはどんどん下げるべきです。
その分、住宅設備のグレードアップなどに回せば、より快適な生活が出来るはずです。

家の予算に関するまとめ

このように

オススメしたいのは、複数の会社に見積を依頼する方法です。
同じ希望条件で出来がったプランの提案を見比べ、各社で比較してみると分かりやすいです。

例えば「外壁は絶対にタイルにしたい!」と考えているなら、外壁タイルを条件に希望を伝え、複数の会社から上がってくる見積もりを比較すると違いがよくわかると思います。

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