住宅を建てる上で最も大事な地盤。
ハウスメーカーや工務店などで家を建てる場合、まず最初に土地の地盤調査を行います。
新規で土地を購入する方はもちろんですが、すでに土地がある方や、今の古い家を建て替えるという方も必ず地盤調査を行わなくてはなりません。
建売やマンションを購入する方も、その土地の地盤くらいは知っておきたいものですよね。
- 地盤調査にはどれくらい費用がかかるのか?
- 地盤は自分で調べることはできないか?
- 実際に地盤改良工事費はどれくらいの金額がかかるのか?
この記事ではそのような疑問を解決していきたいと思います!
※PRを含みます。
関連記事
地盤調査は必須!ではその調査費用は?
ハウスメーカーや工務店など、住宅メーカーに調査してもらう地盤調査には5万円前後の費用がかかります。
無料で地盤調査をしてくれるハウスメーカーもありますが、これは打ち合わせ前提での話になります。(※各社キャンペーンにもよりますが、積水ハウスやへーベルハウスなどは比較的無料で対応してくれます。)
まだ住宅を購入するかどうかの検討段階で地盤調査を依頼するのはちょっと難しいですよね。
土地をどうするかという問題がありますし。
そこで利用したいのが自分自身で希望エリアの「地盤チェック」ができるサイトを活用すること。
ピンポイントでその土地の地盤が分かり、しかも無料で使えるのでこれから土地を検討する方やすでに土地を所有している方は便利なサイトです。建売やマンションを購入する方も是非参考にしてみてください。
地盤の状況がわかる地盤マップ2選
有名な地盤チェックサイトを厳選して2つ紹介します。
どちらのサイトもも住所を入力するだけで簡単に使えるので、使いやすいほうを利用して住みたい街の地盤をチェックしてみましょう。
地盤サポートマップ
住みたい土地の住所を入力するだけで、簡単に地盤サポートマップの該当地が表示されます。
事前登録なし、無料でどなたでもすぐにお使いいただけます。
地盤安心マップ
こちらも住所を入力するだけで、簡単に地盤の強度を知ることができます。
さらに上記の『地盤安心マップ』では、『地盤カルテ®』という全国どこでも指定した土地の総合評価を「○○点/100点」で表示してくれるサービスがあります。※無料
申込から数秒後にはご指定のメールアドレスに1枚のレポートが届きます。
このサービスでは以下の内容にスコアを付けて評価してもらえます。
「地盤カルテ®」で診断してもらえる内容
- 改良工事率
- 浸水リスク
- 地震による揺れやすさ
- 液状化リスク
- 土砂災害リスク
これらが無料で診断してもらえるという大変便利なサービスなので、住宅の購入を検討している方は利用してみると良いと思います。
では、実際に地盤の強度が良くないと判明した場合は「地盤改良工事」を行わなくてはなりません。
地盤改良工事は住宅素材(木造・鉄筋)などによって工法が変わってきますが、いずれも高額な出費になるのは間違いありません。
どれくらいの費用が必要になるのが見てみたいと思います。
困った!地盤改良工事は高額な費用がかかる!
地盤改良工事というのは想像以上にお金がかかるケースがあります。
特に注文住宅の場合は土地を決めてから建物を建てるので、その土地を購入した時点で所有者はあたなのものです。すでに土地・建物を所有していて新しく家を建て替える場合も同じです。
つまり、自身がお金を払って地盤改良工事を行わなくてはなりません。
工事費用は数十万円~数百万円と土地条件によって大きく変わってきます。
- 地盤がどれだけ弱いか
- 建てる家の大きさ
- 地盤改良工事の種類
土地条件に対してどのような地盤改良工法が適用されるのか、一般的なケースを解説します。
表層改良工法
- 軟弱地盤が深度2mまでの場合に行う工法
- 土とセメントを混ぜ合わせて地盤を強化する工法
- 工事費用は、施工面積1坪(3.31㎡)あたり3万円程度が目安
- 工事期間はほとんどの場合は1~2日で完了
【費用の目安】→30坪の建物の場合、90万円程度
柱状改良工法
- 軟弱地盤が深度2m~8mまでの場合に行う工法
- セメントを流し軟弱地盤と混ぜ合わせることで、柱状型に強化を地盤する工法
- 工事費用は、施工面積1坪(3.31㎡)あたり4万円〜5万円+α 程度が目安
- 工事期間は30坪程度の家であれば2~3日で完了
【費用の目安】→30坪の建物の場合、120~150万円程度
鋼管杭工法
- 軟弱地盤が深度2m~30mまでの場合に行う工法(これ以上深い場合はタイガーパイル工法なども検討することになる)
- 地盤の固い支持層に到達するまで、金属製の鋼管を掘り下げて建物を支える工法
- 工事費用は施工面積1坪(3.31㎡)あたり5万円〜7万円+α 程度
- 工事期間は30坪程度の家であれば1~3日で完了
【費用の目安】→30坪の建物の場合、150~210万円程度
これらを一覧にまとめるとこのようになります。
表層改良工法 | 柱状改良工法 | 鋼管杭工法 | |
対応できる深さ | ~2m | 2~8m | 2~30m |
費用の目安:建物30坪の場合 | 90万円程度 | 120~150万円 | 150~210万円 |
あくまでも土地条件によって価格は大きく変わってくるので、目安として覚えておくとよいと思います。
さいごに
このように「地盤チェックサイト」を利用し、もしも地盤が悪かった場合、その改良工事費用の目安などがお分かりいただけたでしょうか。
土地選びというのは、場所や環境だけで選ぶのではなく、“地盤” という災害条件も知りながら選ばなくてはならないということを覚えておいてください。
【PR】タウンライフ
[間取り図・見積もりを一括請求]
希望の予算をもとに、効率的に住宅メーカーを見つけるためには『複数社から同一価格で見積りを提案してもらう』のがベストです。
それが相見積もりです。
すでに注文住宅を建てた方のほとんどは相見積もりを行っており、他社のプランと比較した中で自分の理想の家を立てています。
複数社にプランを提案してもらい、ベストなプランを提案してくれるメーカーを選ぶのが最も効率的です。
最良のパートナーを探すためには、予算内で家づくりができるかどうかの判断をしなければなりません。
限りある予算の中、憧れのメーカーで家を建てられるのか知りたいところ。
そこで注目されているのが『タウンライフ』という間取り作成サービスです。
これら注文住宅ならではの「オリジナルな家づくり計画書」を、一括で複数社のハウスメーカー・工務店から提案してもらえます。
全国600社以上、うち大手22社のハウスメーカーが含まれており、希望エリアに対応した工務店まで見つけられのもポイントです。
こんな間取りプランがもらえる
これらの複数の間取り図から、気に入った組み合わせて"いいとこ取り”ができるのもポイントです。
このようなサービスを受けられるのはタウンライフしかありません。
「タウンライフ家づくり」の申し込みは3分で完了
間取り図作成依頼の手順は3ステップで完了です。
公式サイト → タウンライフ
チャットボットで進めるので非常に手軽です!
希望エリアの都道府県、市区町村をクリックして依頼スタート。
分かる範囲で大丈夫です。
敷地図などをお持ちの方は、その画像を添付しましょう。(スマホで撮影したものでもOK)
これで完了!「オリジナル家づくり計画書作成を依頼する」ボタンを押すだけ。
タウンライフを利用するべきメリットは、見積もりや間取り図が貰えるだけではありません。
- 知らなかった住宅メーカーや工務店に出会える
- 見積り書がもらえるので費用の中身が見える
- 各社の違いが一度に比較できる
- 一社一社に直接出向いて打ち合わせをしなくて良い
- 営業マンの売り込みを避けられる
- 各社の間取りプランのいいとこ取りもできる
と、今後の家づくりにおいて良い影響を受けることが多々あります。
期間限定プレゼント「成功する家づくり7つの法則」がもらえる
1級建築士が作成した家づくりに欠かせないポイントが分かりやすくまとめられた冊子です。
- 家づくりの考え方
- 間取り・エクステリアの作り方
- デザインの考え方
- 風水や法律知識
などをシンプルに凝縮した内容となっています。
この冊子を読みながら、ご自宅に届く複数社からの間取り図を見比べてみると、家づくりの考え方が大きく変わるかもしません。
公式サイト → タウンライフ